西郷徳利:鹿児島めぐりの旅詳細

2018/03/06 00:00 #009 照国神社

西郷徳利が行く鹿児島めぐりの旅
『西郷徳利が行く 鹿児島めぐりの旅』
第9回は、鹿児島市の照国神社へ行ってきました。

鹿児島市・照国神社



照国神社は島津家と密接な関係が!

鹿児島市にある照国神社は、鹿児島の中心街・天文館のすぐ近くにあり、鹿児島市民にはおなじみの慣れ親しまれた神社です。
祀られているのは、島津家第28代当主・島津斉彬。
大河ドラマで渡辺謙さん演じる、斉彬公がまさに祀られています。

照国神社・大鳥居

こちらは大鳥居。
かなり大きいので少し離れた場所から記念撮影。

場所は天文館から歩いて行ける距離、城山を背後に薩摩藩のお城だった鶴丸城跡の一角にあり、島津家との縁の深さが分かります。
ちなみに照国神社の宮司さんは、島津家第32代当主・島津修久さんが務めておられます。

この照国神社、もともとは南泉院というお寺でした。
鶴丸城が1601年に島津忠恒(家久)によって築城開始され、その後1710年、第21代当主・島津吉貴によってお城の並びに南泉院が創建されました。
歴史の中では、この南泉院の子院である吉祥院に税所篤の兄・乗願がいて、島津久光に囲碁を通じて大久保利通を紹介したりします。

藩内有数の大寺院として親しまれた南泉院ですが、明治維新後の廃仏毀釈によって破壊されてしまいました。
薩摩藩は廃仏毀釈が激しかったらしく、鹿児島県内の多くのお寺がなくなりその場所が神社に姿を変えています。



照国神社は鹿児島市民おなじみの神社

照国神社には、初詣やお宮参り・七五三などの年中行事で多くの鹿児島市民が訪れます。

中でも、鹿児島独特のお祭りで「六月灯」というものがあるのですが、照国神社の六月灯は規模も大きく毎年賑わいます。
旧暦で行われるので、七月開催ですが"六月灯"です。笑

では、さっそくお詣りします!


照国神社・石灯篭

石灯籠も島津家仕様ですよ!

照国神社・斉鶴

大鳥居をくぐると、立派な盆栽?が見えてきます。
「斉鶴」というそうで、確かに鶴が翼を広げているようにも見えます。
小正醸造も鶴マークなので鶴繋がりが!

奥の山は城山、山の上に見える建物は城山観光ホテルです。
城山は西郷隆盛が最期を迎えた場所で、周辺は西南戦争の史跡がたくさんあります。

照国神社・神門

手水をして神門をくぐります。

照国神社・本殿

こちらが照国神社の本殿。
大きな神社ですが、慣れ親しんだ安心感があります。

さて、お詣りを済ませた西郷徳利が向かうところといえば社務所!
今回も御朱印をいただけました。
ありがとうございます!

照国神社・御朱印



3人の島津さん

歴史好きな方は、照国神社に来たらお詣りだけではもったいない。
本殿向かって右に進んでみてください。

照国神社の御祭神である島津斉彬公の大きな像が現れます!

島津斉彬像

西郷・心の師匠・・・。

島津斉彬像・戊辰戦争碑

その隣には薩摩藩から戊辰戦争に従軍した兵士の顕彰碑があります。

戊辰戦争顕彰碑

戊辰戦争は明治維新の年に起こった、新政府軍(西郷たち)と旧幕府軍(徳川慶喜側)との内戦です。
この戦争で西郷は新政府軍の指揮を執り、活躍しました。

斉彬公の像からさらに右手に行くと、今度は斉彬の弟・久光公の像が現れます。

久光像と西郷

久光公は斉彬の腹違いの弟。
お母さんはお由羅さんで、薩摩藩を内分したお由羅騒動のその人です。
大河ドラマでは小柳ルミ子さんが演じていますね。

久光の母・お由羅は次の藩主を久光にしようとして騒動になりましたが、斉彬と久光は互いに仲の良い兄弟だったようです。
久光は兄を尊敬していたし、兄の遺言に従って子の忠義が藩を継ぎ、自分は藩主にも当主にもならず国父という立場に収まっています。
(ただし権力は保持!笑)

それでもお互いが大嫌いだった西郷と久光。
実質的な藩の最高権力者の命を、西郷は何度も無視します。笑


久光像からさらに道路のほうへ下ると、今度は島津忠義像が現れます。

島津忠義像

前の2人と違い、洋装で大鳥居の方角を向いています。


照国神社

照国神社は、薩摩藩最後の3人の島津さんが見守っています。
お詣りに来たらちょっとだけ遠回りしてみてください。

忠義像がある公園の看板で、南泉院があったころの地図も確認できますよ!

昔の地図・鶴丸城南泉院



■次回 … #010 薩摩藩・砲台跡めぐり



■照国神社

・鹿児島県鹿児島市照国町19−35

 

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