生産農家のご紹介

山口 政幸さん

農家の山口政幸さん

今回は、数少ない農林2号を作り続けている山口政幸さんにインタビュー。

手にしたさつま芋

「肥料」には特に注意している

何にこだわっているかは、難しくて言い難いが、「肥料」には特に注意している。

ある年に今まで使っていた肥料を変更して少し収量を落としてしまった。

肥料や農薬、マルチ等の資財が高騰してきている為、肥料に関して、 通常よりも「カリ」が少ない安価の肥料を使用し収量が減ってしまった。

今までは、不作の時でも、他の農家さん達よりも多く収量があったのにも関わらず、その年は豊作の年でありながら、他の農家さんよりも収量が劣ってしまった。

そのことにより、改めて肥料(カリ)の大切さを感じた。

山口さん夫婦

生産者としての責任をもってやっていきたい

現在、コガネセンガン・農林2号合わせて5町ほど芋を作っている。

父親の代からデンプン用の芋を作っていたが、小正醸造の南部甘藷部会と出会い、良いお付き合いをさせてもらっている。

デンプン用よりも酒造用の芋を生産した方が正直、農家としての収入も良く、達成感もある。
酒造用の芋(コガネセンガン、農林2号)を生産維持し、小正醸造との関係性を大切にしていきたい。

大切にしている事は、「契約数量の達成、確かな品質のものをつくる」これにつきると思うので、生産者として責任をもってやっていきたい。
と語ってくれました。